宮崎県議会議員 鳥飼謙二 社民党
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  若者や高齢者・女性や子ども達そして障害を持った人々が、希望の持てる安心して暮らせる平和な社会を築くために!

  2005年社民党・労組会議合同旗開きあいさつ
            1月7日(金) スカイタワーホテル 
2005年1月 県議会議員 鳥飼 謙二

 新年あけましておめでとうございます。皆様には、清々しいお気持ちで新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。県労組会議・社民党県連合の合同旗開きにあたりまして社民党を代表して新年のご挨拶を申し上げます。
 さて、昨年1年を振りかって見ますと本当に我が国が大きな転機に差し掛かっていることを実感した1年でありました
 福島瑞穂さんの再選をやアテネオリンピックでの日本人の活躍という明るい話題の一方で、日本の進路をを大きく転換させたイラクへの自衛隊の派兵、連日の猛暑や相次ぐ台風は地球温暖化の深刻さを実感させました。
 又、中越地震や年末のスマトラ沖の巨大地震は大変な災害をもたらしましたが、亡くなられた方や被害にあわれた方に心からご冥福とお見舞いを申し上げます。今、国連を中心にして復興が進められようとしていますが、我々は世界がイラクのような大義無き戦争に血道を上げるのではなくではなく何をなすべきかを学ばなくてはならないと思うのであります。スマトラ地震被災者へのカンパ箱を用意していますのでご協力をお願い申し上げます。
 本日の旗開きにあたり、私は、年金・医療・福祉そして雇用や食糧問題など人々が抱える不安や混迷の原因はどこにあるのか、そこで社民党はどのような役割を果たそうとしているのか申し上げてご挨拶に変えさせていただきたいと思います。
 私は今、日本の現状、暮らしと平和そしてこの国の行く末について大きな不安と懸念を抱いております。自民党をぶち壊すと絶叫して登場した小泉政権は人々の暮らしを破壊し憲法改悪、教育基本法の改悪を図ろうしています。
 そして、非正規雇用は増大し犯罪の凶悪化と増加する現状は、「雇用なき繁栄」と称されたアメリカ社会と同様に日本が「ダウンサイジング・オブ・ジャパン」として衰退の道を辿り始めたのではないかとさえ思わせるのであります。
 労働経済白書は、いわゆるニートと言われる34歳までの若年無業者が52万人、フリーターが217万人いるなど深刻な現状を明らかにしました。
 又、労働力調査は全国の雇用労働者が5400万人のうち、非正規社員従業員が1504万人30.4%に上っていることを明らかにしています。
 本県の状況は、02年度の就業構造基本調査によると雇用労働者44万人の中で非正規雇用が前回調査より9,4%増加し26%の116000人であることを明らかにしています。
 失われた10年を取り戻そうと市場経済を進めれば進めるほど、非正規労働者やフリーターは増えていく社会へと変貌し、そして為政者は「もっと構造改革を」、「もっと規制緩和を、効率化を」と口を揃えあらゆる手段を行使する。そして「抵抗する官僚」「既得権にしがみつく抵抗勢力」としてのイメージが創られています。数万人のリストラ首切りを行い自動車会社を再生させたとした外国人経営者もてはやされるこの異常さはどう考えればよいのでしょうか。企業が再生される一方で人々は失業し切り捨てられているのであります。
 又、それは産業事故にも表れています。99年の茨城県東海村にある核燃料加工工場JCO発生したバケツの中での「臨界事故」、03年の三重県RDF発電所の貯蔵槽爆発事故、出光興産北海道製油所での40年ぶりと言われた石油タンク全面火災事故、04年8月の関西電力美浜原発3号機の配管が「減肉摩耗」による日本原子力史上最悪の事故等がが連続して発生しています。これは効率化の名の下に基本的な部分で備えが欠落させていたことを明らかにしているのであります。
 そして、絶えることのない過労死や3、5万人を越える自殺者、医療費の負担増など際限なく膨張する国民負担はごく普通の人に痛みとして収斂され、展望なき未来の中で厳しい競争社会が出現しているのが日本の現状ではないでしょうか。先月の読売新聞の世論調査では「中の下以下」が11ポイント増となり55%の人が貧富の差が拡大したと答えています。
 一方、国権の最高機関である国会では、自衛隊の最高指揮官である首相が「イラクのどこが非戦闘地域か私に分かるわけがない」と開き直り、イラクに非常事態宣言が出され米軍主体のファルージャ総攻撃が始まり明らかに非戦闘地域とは認められなくなったにも関わらず、「自衛隊が活動しているからそこは非戦闘地域だ」との答弁がまかり通っているのであります。国の基本法である憲法をねじ曲げ、戦争放棄を定めた9条を無視をしてイラク特措法を成立させ、専守防衛の自衛隊のイラク派兵、更には詭弁を弄しての米国追随外交を続けていく。もはや日本は法治国家ではなくなったのではないかとさえ感じるのであります。
 このような社会情勢の中で、想像できない事件が相次いでいます。奈良市での犯人と思われる人物からの娘は貰ったと写真付きのメールが送りつけられるという誘拐殺人事件、茨城県での19歳無職少年の鉄アレイによる両親殺害事件、28歳の長男が両親と子どもを連れて里帰り中の姉の3人を金づちで殴り包丁で刺し殺すという悲惨で残忍な事件、ネットしで知り合っただけの集団自殺事件などが続いています。
 普通の人が求めるのはデリバティブ取引等で濡れ手に粟の金を手にするマネーゲーム、マネー資本主義ではなく、額に汗して働き家族と共に地に足の着いた暮らしの中に真の豊かさを実感する毎日ではないでしょうか。それは、際限のない競争社会ではなく、人々の多様な価値観と個人の尊厳を保障し、社会のあらゆる分野で民主主義を拡充し徹底する社会であり、「平和・自由・平等・共生」の社会、即ち努力が報われる相互理解に基づく連帯や支え合いが尊重される社会であります。こう考えてきますと、今ほど政治や社会への信頼回復が求められているときはないのであります。憲法を変える即ち改悪するのではなく、憲法を暮らしに活かす即ち活憲こそが今求められていると思うのであります。
 どん底へ向かっての競争社会ではなく高齢者・女性や子ども達そして障害を持った人々が希望の持てる安心して暮らせる平和な社会を築くために今こそ社民党が立ち上がらなくてはならないと思うのであります。とりわけ、若者が希望のもてる社会を作るためにあらゆる政策が動員されなくてはならないのであります。そのためには、自治体議員を増やすこと、支持者や党員を増やすことに全力を挙げて参りたいと思います。
 都城市議会議員選挙、国富町議会議員選挙、高千穂町議会議員選挙等の中間選挙や西都市長選挙での推薦候補日野光幸氏の勝利とあわせ、来るべき2007年に予定される統一自治体選挙、参議院選挙、衆議院選挙に照準を合わせあらゆる運動を収れんさせていかなくてはなりません。
 今こそ小泉内閣打倒、自民党政権打倒の声を宮崎の地から上げていこうではありませんか。そのためには、前回不戦敗であった衆議院選挙に候補者を擁立しなくてはなりません。宮崎1区において候補者を擁立することで現在準備中であり、民主党などの他党にも選挙協力をお願いしたいと考えています。候補者が決定次第本格的に選挙準備を進めたいと考えていますので、本日お集まりの皆様方のご協力、県民の皆様方のご支援を賜りたいと思います。
 真の野党が居なくなった国会の現状を変えるために、国会を言論の府とするために社民党の役割は極めて大きいと思うのであります。
 社民党県連合は、2003年の統一自治体選挙で3議席まで落ち込んだ県議会の議席を5議席に復活させることができました。このことは皆様方の御支援と私共の政策と運動をしっかりと推し進めることで県民の皆さん方のご理解を頂いた結果であると思うのであります。社民党は憲法を積極的に生かしていくことが暮らしと平和を守ることに繋がっていくと考えています。
 福嶋瑞穂党首を先頭に社民党は今年も全力で行動していく決意でございますので、よろしくお願い致します。
 以上申し上げて旗開きに当たってのごあいさつとさせていただきます。


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