皆様方には、お健やかに新年をお迎えになられたことと存じます。
昨年は、アジアで初めて開催されたワールドカップサッカーが大成功しました。 しかし、初めて経験するデフレ経済の中で雇用状況は戦後最悪となり、戦後初の公務員給与減額に象徴されるように、勤労者の生活環境は極めて過酷な状況に晒されました。県内でも寿屋が閉店し、オーシャンドームが休業するなどのマイナス要因が重なり雇用不安が拡大しました。又、農林水産業においても、安い外国産品の輸入が拡大され、経営基盤そのものに深刻な影を落とし、県内においても後継者の減少に歯止めがかかりませんでした。
3年目に入った小泉内閣は「構造改革」を旗印にして、様々なパフォーマンスを見せてきましたが、不況対策には何の具体策も無く、実効ある行動はとりませんでした。結果として、中小企業の倒産が相次ぎ、失業率は戦後最悪の状態となり、結局痛みは弱者に背負わされました。
世界の政治情勢も、中東地域の紛争は激しさを増して、テロ活動が日常的に頻発し、各地域において戦争が心配される不安定な国際関係でした。今年は、なんとしてもデフレ経済の暗い状態から脱却し、将来に向かって安心して暮らせる年にしたいものです。また、世界の平和実現に向けても皆さんと共に努力していきたいと思います。
私は、本県が抱える雇用や福祉の課題を中心に、環境問題、観光や地域経済の振興、食の安全性確保や農林業の振興、教育・文化・スポーツの振興、男女平等社会実現等の課題解決に全力を挙げる決意であります。そして、政策決定過程を含めた県政情報の公開により、県民が真に県政の共同作業者となる県政の実現をめざします。
このような様々な課題を抱える中で、今年は統一自治体選挙が行われます。私は、平成2年の初当選以来、県民の生活安定と福祉の充実のため、全力を尽くしてまいりましたが、これからも皆さんと共に、「誠実」を座右の銘として市民の目線で活動していく決意でありますので、皆様方のなお一層のご支援ご協力を賜りますようよろしくお願いします。
最後に、本年が皆様とご家族にとりまして、幸多き年でありますようご祈念いたしまして新年のごあいさつとします。 |