いま全国のいたるところで、 住民の意思とは思われない市町村合併がすすめられています。 宮崎県を例にとりますと、 2006年3月時点の市町村の数は44から31へと、 なんと13の町村がなくなることになります (全国では 3, 229市町村から1, 822市町村)。
政府が、 法律のさだめる期限内で合併すれば 「いままでどおり地方交付税を認める」 「合併特例債の発行を認める」というアメで合併へ誘いこんできたからです。
合併特例債とは 合併する自治体に対して10年間に限り、 特別な借金を認めるというものです。 しかし、特例債は借金です。その7割は国が負担するとしています。
市町村合併の背景には、「道州制 をめざす」 (骨太方針 2005)という政府の方針があります。 要するに、 市町村合併は単なる合併ではなく、 財界のめざす国際競争に勝ち抜く基盤づくりとして、 すすめられているのです。