憲法が危ない
2.第9条がつぶされたらどんな国になりますか
国策として「戦争のできる国」へ

第9条を変えたら、 いまの平和国家 「日本」 のかたちが根本から変わってしまい、 戦前のような国になります。 こんど、 日本が戦争を始めるときは、 日本の自衛隊がアメリカ軍に組みこまれ、 共同で武力行使を実行する作戦が想定されます。
アメリカの軍事戦略は、 中東から北東アジア (中国 ・ モンゴル ・ ロシア ・ 北朝鮮 ・ 韓国 ・ 日本) までの軍事作戦に重点がおかれ、 実戦にあたっては日本の協力が必要だとしています。 そのひとつが、 ワシントン州にある 「陸軍第一軍団司令部」 を神奈川県のキャンプ座間に配置するという計画です。

くらし優先から軍事優先の国へ

戦争には、 莫大な軍事費が必要です。
戦前、 国の予算の8割を超えていた軍事費のために人間らしいくらしがうばわれました。 だから、 国民のくらしよりも軍事優先の世の中に逆もどりさせてはなりません。 さらに怖いのは、 強制的に入隊させられる 「徴兵制」 の復活です。 若い人の尊いいのちが、 紙切れひとつの命令でうばわれていくことを決して許してはなりません。

国民主権・基本的人権がこわされる

憲法は3つの柱によって成り立っています (平和主義、 国民主権、 基本的人権)。 憲法の命ともいえる平和主義が倒されたら、 残り2つの柱もなくなります。 平和な国から戦争をする国へと変われば、 思想・信条・信教の自由をはじめ言論・出版・集会の自由も制限され、さらには戦争に反対する政治団体や労働組合の結成も禁止され違法行為として処罰の対象になります。
このことは、 主人公であるはずの国民の自由と権利が 国家権力によって、うばわれていくことを意味しています。

憲法の3大原理
国民主権
基本的人権の尊重
平和主義