憲法が危ない
1.憲法のどこがあぶないのですか
ねらいは第9条

憲法第9条は、 「国がおこした戦争によって多くの尊い命が失われたことを深く反省し、 日本は二度と愚かな戦争はしない」 と強い決意で制定されました。
いま、 その第9条が葬り去られようとしています。

第9条は「戦争はしません」の誓い

第9条は、 「日本はもう戦争はしません。 いろいろなもめごとは武力によってではなく、 つねに平和的に解決します」 と定めています。 戦 後 6 0 年、 武力によって人を殺すことも、 殺されることもなかったのは、 この第9条があったからなのです。 これまでアジアの人たちは、 日本を 「平 和 国 家」 として見てきましたが、いま憲法を変えようという動きに大きな不安を感じています。
戦争はどんな理屈をつけても 「悪」 です。 第9条を守りぬくことこそ正義の道です。

各政党は第9条をどうしようとしているのですか

ほとんどの政党は第9条を変えて 「戦争のできる国」 (第9条に軍隊の保持を明記) にしようとしています。 いいかえれば、 「戦争をするための軍隊をもたず、 永久に交戦権を認めない」 とした第9条2項を葬り去ろうとしているのです。
自民党は、 「軍隊による武力攻撃を認める」 (自民党安保小委員会)、 民主党も 「国連の枠のなかでの武力行使を認める」 (憲法の提言中間報告) として、 どちらも武力行使ができるように変えると主張しています。
また、 公明党は 「第9条に追加して自衛隊を位置づける」 (2004. 10月大会) としています。
社民党は、 いかなる戦争も認めないという第9条をどんな困難があろうとも守り抜き、 平和を願う国民とともに歩きつづけると主張しています。