とりがい謙二の日記

2012年8月の記事

恥を知れ!民主党国会議員の皆さん

参議院本会議で、消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法が、民主・自民・公明の談合により成立した。これにより現行5%の消費税率は2014年4月に8%に、2015年10月に10%に引き上げられる。

60%以上の国民が反対する中で、税のあるべき姿や所得税、法人税、消費税、相続税など我が国の基幹税はどうあるべきか、小泉構造改革だ痛めつけられた結果、非正規社員が1700万人を超え、年収200万円未満のワーキングプアと言われる人々が1000万人という貧困と格差を如何に解消すべきか、東日本の復興を如何に果たしていくかが政治の主要課題となっている中、何故、消費税なのか。富裕層や大企業に減税を重ねた結果、今日の約40兆円の税収となったのだ。そこを改革すべきである。更に、社会保障のあるべき姿は、先送りした。これではまさしく財政再建のための税と社会保障の一体改革であり、ごまかしの改革だ。少なくとも歳入と歳出の一体改革であるべきであろう。

100歩譲って消費税増税するならば、少なくとも年収5000万円以上の富裕層の所得増税や法人税増税を行うべきではないのか。税収が不足すると言うのならば、預金利子は20%なのに、何故、昨年2011年12月に期限切れとなる証券優遇税制10%を延長したのか。2011年11月法人税税率を4.5%引き下げて(30→25・5%)、税収を1兆円も減収させるようなことをしたのか。民主党政府のやることは、大企業、大金持ちの側に立った政策と言わざるを得ない。

国民に約束しなかったことだが選挙で事後承認するから良いではないかとの民等の態度は、国民を裏切り国民の生活は破壊するものと言わざるを得ない。民主党議員よ、恥を知りたまえ。国会議員の名に値しない。

2012-8-10-1 コメント

真夏の読書の勧め

台風10号が襲来したが、勢力が弱かったので一安心である。雨は乾ききった草花や大地には慈雨となったようであるが、農作物などに被害がないことを祈りたい。
大震災以来、毎日様々な出来事を新聞・テレビが報道している。報道はおおかたが横並びであり、各社の違いは少ししかなく、相違を見つけるのは困難だ。

今はオリンピック一色だが、毎日の社会では国会近くでの毎週金曜日の脱原発デモ、原子力ムラの中心にいた人物の原子力規制委員会委員への選任、危険きわまりない米軍オスプレーの日本配備、いじめとみられる相次ぐ子どもたちの自殺、がんじがらめの学校の現場、健康保険制度の危機、国内を二分する中での前のめりのTTP参入など様々である。(続く)

各社横並びがほとんどであり、一紙を読めば後は斜め読みである。問題の本質や隠された背景、報道の偏り(バイアス)を読み取るのは難しいが、グローバル社会となり人・モノ・カネが国境を易々と超える今日、新聞だけに頼るのは極めて危険で道を誤ることとなる。読書に勝るモノはないと思うが、時間がない。こうなると乱読・速読となるがやむを得ないと自覚するのである。

最近読んだ本の中に、地震学の専門家である神戸大学名誉教授石橋克彦氏の「原発を終わらせる」、国際マクロ経済を専門とする同志社大学院教授の浜矩子の「通貨を知れば世界が読める」「通貨はこれからどうなるのか」がある。
石橋氏は、「地震大国である日本は原発を根本的に見直すときが来た」とする。また、浜氏はグローバル社会で通貨の果たす役割が変わった。更に1〜2年で1ドル=50円台になるので準備をせよ、税と社会保障の一体改革論議は財政のあり方を取り違えていると批判するなど非常に面白い。是非、一読をおすすめしたい。

2012-8-1-1 コメント
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