とりがい謙二の日記

記事全文/コメント

県職員は限界に、求められる殺処分体制と蔓延防止対策の充実!

 高島農政水産部長が過労のため入院し、副知事が農政水産部長を兼任し口蹄疫対策にあたることが県から発表された。4月20日に口蹄疫の発生が確認されてから、その対策に忙殺され1日に3時間程度しか睡眠時間がなかったようだ。畜産課を初めとする関係課においても同様と考えられ、職員は限界にきている。
 県は昨日、新たに9農場で口蹄疫に感染した疑いのある牛や豚を確認したと発表した。飼育している牛や豚、計2536頭はすべて処分され、総計で209例、殺処分対象は14万7894頭となった。
 その内、殺処分し埋却まで終了したものが約54%、埋却地を確保できているのは約20%。残り26%は埋却地が確保できていないという。このため県は、県農業振興公社による埋却地買い上げを決めるなど必死の取り組みを続けている。

 牛や豚を殺処分、死体の埋却、畜舎の消毒、防疫ポイントでの消毒など口蹄疫蔓延防止のための必死の取り組みが連日続いている。
 最も重労働で危険と思われる家畜の追い込みや殺処分、畜舎の消毒に県職員などの自治体職員があたっており、その疲労や精神的ストレスは極限に達しているようだ。肉体を鍛える訓練も特にしているわけでもないから当然であろう。強烈な臭気や死に怯える鳴き声を聞き、殺処分に動員された職員は食事も喉を通らず夢にまで出てくるという。
 又、消毒用石灰が作業中に防護服の中に入り汗と反応して火傷を負ったり、牛に踏まれたり、釘を踏んだりする事故などがおきている。早朝7時に集合しバス4〜5台で役場に行き作業服に着替えて業務に従事。夜8時頃に県庁に帰ってくる動員が平日、土日と続いている。既に県職員は限界にきているように思われる。
 14万8000頭が殺処分、埋却まで済んだとしても、ワクチン接種の20万頭の殺処分・埋却が待っており膨大な作業となる。果たして、そこまで続けることができるであろうか。県職員以外の要員を確保をすべき時がきているのではないだろうか。そうしないと倒れる職員が続発して通常業務がストップし県政が麻痺することが考えられる。
 最近のある1日をみてみても、県職員約600名、国や他県の獣医師等約300名、農協関係職員等約150名、宮崎市職員約170名の約1200名が口蹄疫対策に従事しているようである。このほか役場職員などを入れると更に多くなるだろう。
 県や市町村職員、農協関係職員、自衛隊、警察機動隊、国や県外の職員が必死で蔓延防止のための作業にあたっているが、早急に業務全般を見直し今後に備えることが求められる。

2010-5-26-1
名前 :
URL :
非公開コメント 削除記事No. : 削除用パスワード :
お問い合わせ・連絡先

とりがい後援会事務所地図
〒880-0834 宮崎市新別府町前浜1401-105  TEL・FAX : 0985-22-9770