とりがい謙二の日記

2010年2月の記事

県議会議員赤木博の遺言「人を踏み台にするな、今を大事に行動せよ」

赤木博県議会議員が病気で亡くなって16年が経つ。当時定数2名の日向市選挙区から社会党公認で出馬し初陣の1983年選挙では落選したものの2度目の1987年の統一選挙では13、666票で見事トップ当選、1991年の統一選挙では9285票で2期目当選、3期目は無投票当選と地盤は安定したものの3期目の途中で病魔に倒れ帰らぬ人となった。

その間、県議会では労働者や弱者の立場からの発言を続け、日向・入郷地区の振興や細島港の整備を粘り強く訴えていた姿を良く思い出す。政権交代による政治の変化や激動する社会の淵に立ち、当時無念の涙を流したことを思い出す。
 彼の思想や行動を慕う人は今でも当時の彼を次のように語る。「社会や組織から様々な行動や転機を請われたときは今決断すべきだ。来年はあなたを必要としないかもしれない。また、絶対人を踏み台にして人生を歩いてはいけない」。彼の政治信条や生き様は、約束を平気で破る人が多い今の時代には受け入れられないかもしれない。しかし、彼の生き様は見事と言うしかない。私たちには、彼の政治信条や生き様を受け継ぎ時代を切り開くことが求められている。

 「憲法の理念を守ります。当選後は無所属を貫きます」と私たちと政策協定を交わした川村秀三郎衆院議員政治資金パーティーが、宮崎市内で開かれ出席した。
 パーティーで川村議員は「無所属では党の役職や3役にもつけないから活躍できない。近く民主党に入党したい」と表明した。出席していた私は非常に複雑な気持ちになった。宮崎県の政治情勢や政策協定のこと、また林野庁長官という高級官僚であった彼には当初から無所属議員がどのような立ち位置となるかは立候補以前から痛いほど分かっていたと思うからである。約束を守ってほしいと思うのは私一人ではないだろう。

赤木議員の生き様を思うとき、引き継ぐ我々にも極めて大きな責任の存在を感じる今日この頃である。

2010-2-27-1 コメント

一問一答で進むわかりやすい県議会!代表質問終わる

 県議会代表質問が今日で終わった。登壇者は自民党2名各60分、社民党1名55分、公明党1名45分、民主党1名45分、自民党県民の会1名45分、愛みやざき1名45分の7名が県政の課題について知事以下執行部に質問した。
 議会改革の一環として今任期始めに一問一答方式と質問者席の導入について合意したが、一問一答方式でやるか一括質問でやるか、質問者席から再質問するか自席から再質問するかは、議員本人に任せることととなった。

 県民にわかりやすい議会の実現や政務調査費の透明化など議会改革は県民世論でもあり、一問一答方式と質問者席の使用は宮崎県議会改革の象徴と言えるのではないか。
 今回の代表質問は、一問一答方式(持ち時間の1/2以上で区分)が4名、一括質問(持ち時間1/2以上で区分)が3名、質問者席からの再質問が4名、自席からの再質問が3名となり前回よりやや前進したようであり、議会改革の典からは望ましい前進といえ、是非、全議員が実践して欲しいものである。来週から始まる一般質問にも期待したい。予算委員会の設置なども残された課題であり、なお一層の議会改革を進めなければ、県民の期待に答える県議会となることはできない。

 今回の代表質問を詳しく見てみると、一問一答方式と言えるのは自民党1名、社民党1名、民主党1名、愛みやざき1名で計4名。一括質問は自民党1名、公明党1名、自民党県民の会1名の3名となっている。
質問者席使用は自民党1名、社民党1名、民主党1名、愛みやざき1名の計4名。自席使用は自民党1名、公明党1名、自民党県民の会1名の計3名となった。

2010-2-26-1 コメント

東国原知事、民主主義を否定してはいけない!

東国原知事は、定例の記者会見で来年1月に任期満了を迎える次期知事選に出馬するかどうかの質問に関連して、次期知事選で無投票再選も念頭に共産党へ候補者擁立の見送りを求めるかのような発言をし、同党が独自候補擁立の方針を示したことについて次のように答えたという。(写真:満開のミモザ)
宮日新聞や県ホームページ記者会見ライブ放映によると、知事は「言ってない。民主主義の確保を大前提に、しかし県の財政状況を考えたら選挙に5〜6億円かかることを県民はどう考えるかという問題提起の発言であった。民主主義で民の意見を聞く第一の手続きは選挙。法に定められた手続きはそうだが、では世論はどうなのか。県民の皆さんの意見を広く伺いたいと思う」と答えている。
  何と不謹慎な発言であろうか。確かに、選挙が民主主義の大前提と繰り返してはいるものの、そうだとするなら是非対立候補が出て「21世紀の宮崎をどうするのか」という議論をして欲しいと県民に訴えるのが為政者たるものの姿勢ではないだろうか。言うに事欠いて、選挙にかける6億円がもったいないから県民はよく考えて行動すべきではないかという姿勢には、呆れてものが言えない。よく考えて発言して欲しいものである。しかし、どうやって県民の声を聞こうというのであろうか。

2010-2-17-1 コメント

「クリーンな鷹よりダーティーな鳩」なのか。小沢幹事長不起訴に思う。

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、東京地検特捜部は、小沢氏の元秘書で事務担当者だった石川知裕衆院議員、大久保隆規公設第1秘書、池田光智元私設秘書の3人を政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴した。小沢幹事長については加担の嫌疑不十分として、不起訴とした。
報道によると、昨年3月の西松建設事件以降、約1年間続いた陸山会をめぐる捜査は、一応の区切りとなる。
起訴状によると、石川議員らは2004年10月29日に小沢氏からの借入金4億円で東京都世田谷区の宅地を約3億5千万円で買い、07年に小沢氏に4億円を返済するなどした収支を政治資金収支報告書に記載しなかったとされている。
特捜部は4億円にゼネコン側からの裏金が含まれるとみて捜査したが、小沢氏は個人資産と説明。特捜部は、慣例としてテレビカメラの取材を拒否し記者クラブに限った会見で「小沢議員の説明をそのまま認定したわけではなく、資金の趣旨は公判で明らかにする」と処分の経過を述べたという。(以上、朝日新聞)

 今回の事件は、岩手県の胆沢ダム建設に伴うゼネコンからの裏献金が土地購入資金の充てられているとの東京地検の見込みにより始まったもので、石川議員の任意聴取の方針を変更し逮捕してまでその裏付けをとろうとしたのは、土地購入資金が裏献金であり小沢幹事長を逮捕できるとの判断があったものと考えられている。

 しかし結果は、政治資金報告書の虚偽記載という形式犯となり、検察は完全に敗北したのではないか。元検事の郷原信氏は週間金曜日1月29日号で「\仞邉聴に自殺の恐れはなく緊急逮捕の必要性はなかった。∪治資金収支報告書で、政治家が立て替えた金銭まで記載すると実際の政治活動に係る収支を反映しないものとなり法の目的趣旨に沿わないのではないか。 5000万円を渡したとする水谷建設元会長(脱税で服役中)の供述には信用性に問題がある。同氏の贈賄供述で立件された佐藤栄佐久元福島県知事の汚職事件では、控訴審では賄賂額は0円と認定されるなど信用性に乏しい。」などとしている。

 マスコミの世論調査では「小沢幹事長は幹事長・議員を辞めるべき」との声が70%を超えているが、上記の郷原氏や評論家江川紹子氏(1月19日のブログで「東京地検特捜部の判断は常に正しいのか」と厳しく批判)などの有識者は、捜査の手法に厳しく批判している事実を見逃してはならない。

 30数年前、ロッキード事件の端緒がピーナツとして海の向こうからやってきたことなどを考えると、沖縄普天間基地移転などで日米間の摩擦が大きくなる中でアジア重視にカジを大きく切ろうとする日本への牽制など表に出ない様々な動きが輻輳しているのではないか。

 今回の事件は、国民がマスコミ報道に振り回されることなく、自分の目と頭で考えることを求められていると言える。自・公政権時の政・官・財のトライアングルの強固な岩盤が残る中で、昔を懐かしむ勢力の台頭を許してはならないであろう。佐高信氏が言う「クリーンな鷹よりダーティーな鳩」の存在が当面必要なのであろうか。勿論、小沢幹事長は国会などの場で国民の疑惑に積極的に答えていくべきであるし、マスコミも自らの報道姿勢を省みるべきであろう。

2010-2-5-1 コメント
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