とりがい謙二の日記

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「県民への裏切りはゆるされない」 確約書に抗議する!

正・副議長選挙を始め常任委員会の委員選任などのため、来週13日と14日に全員協議会が、15日と16日臨時議会が開かれる。今日、事前打ち合わせのため議会運営委員会が開かれた。粛々と進むであろうと予想されていたが、午後になってとんでもないニュースが入ってきた。
先月の県議会で強行された自民党県議団に有利な1人区を増やした自民党案の採決前に、自民党県議団の会長が無所属議員に対して「2011年の選挙で、宮崎市と清武町の選挙区を別々にすることはない」とする確約書を取り交わしていたというのである。
6名減員して定数を39名とする削減案総体では全会派が合意していたが、民意を正確に反映するためには可能な限り一人区を減らすべきとする社民党などの諸派と自民党は鋭く対立し、減員対象区の議員など3名の自民党議員が本会議での自由な討論を保障すべきとして自民党会派を離脱して別会派を結成するほどになっていた。
自民党案の正否は微妙になっていた。このため、無所属議員までまきこんでその成立を図ろうと躍起になっていたのであろうか。しかし、何故このような確約書を結ぶ必要があったかである。

宮崎市と清武町は来年合併することが決定しており、改正された定数条例は従来の別選挙区のままとなっているが、合併により自動的に新しい選挙区となるわけである。選挙違反に問われている無所属議員は連座制が確定すれば失職し5年間は同一選挙区から立候補できない。
しかし、市町村合併特例法21条には例外規定があり、条例で規定すれば特例として清武町単独で定数1名、旧宮崎市で定数11名の選挙となるわけである。一方で、清武町では次回選挙は1人区で行われるという噂が飛び交っていたと言う。
宮崎市と清武町を別々にしないという確約書は、無所属議員が失職した場合でも次回の選挙に立候補できることを確約したことにほかならない。自民党県議団は、賛成する1票を獲得したわけでそこで利害が一致したのであろう。
しかし、このような有権者を裏切り、自己保身を図ろうとする行為は決して許されない。誠に残念で無念である。どんな弁解も有権者は見抜くであろう。
以下、2月議会便り「自民党の党利党略に抗議する」を一読されたい。 

2月議会便り「自民党の党利党略に抗議する」から
総議員数では合意して、区割りで一致しなかったのはなぜか!
自民党は、2年越しの検討課題であった県議会議員の定数削減について、自民党独占の一人区を3つ増やして現在の7選挙区から8選挙区とする条例改正案の可決を強行しました。
 これまでの議員定数・選挙区委員会では、定数を45名から39名に削減することでは全委員が合意していましたが、死票が多い一人区を合区により可能な限り少なくし5選挙区とすべきとする社民党・愛みやざき・民主党・公明党案と8選挙区を一人区にすべきとする自民党案が対立していました。
 このため、社民党などは、西臼杵郡区と東臼杵郡区を一人区とし、清武町と三股町については過疎地域ではないので宮崎市と都城市に合区すべきとする譲歩案を示しました。更に、有識者や各界代表などの県民を対象にして意見を聞くべきとしましたが、「議会のことは議会で決めるべき」「党内議論を尽くした」として、自民党は考慮さえもしませんでした。まさに、独断と偏見、党利党略であります。

そもそも、県議会議員の役割は、広い視点にたった県政のチェックである。自分の地域のことのみ考えるのではなく、広域化での視点は欠かせません。そして、一票一票が平等に反映されるためにも、多様な意見を反映するためにも定数の複数化が必要なのです。

さらに、自民党内での議論も不十分であることが露呈しました。なぜ、3名の議員が自民党県議団を離れて新たに会派を結成したのでしょうか。しかも自民党案に反対する削減区の自民党議員の声を党議決定で封殺しようとする態度は、党内民主主義さえも放棄したものと言わざるを得ません。そこには、永年多数派であった自民党のおごりの姿勢がにじみ出ていると言わざるを得ません。
中央の迷走が、地方にまで及んだので、議員一人一人が持つ懐の深さがそこには感じられません。残念の一言に尽きます。

2009-4-8-1
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