とりがい謙二の日記

2009年3月の記事

老人施設「静養ホームたまゆら」の火災による9人死亡は人災だ!

今日は、18日閉会の2月県議会の議会便りの作成で終日家にこもった。発行番号を付けるようになってから38号になるが、視点や読みやすさなどを考えながら作成するので結構難しい。

ところで、群馬県でおきた9人が焼死した老人施設「静養ホームたまゆら」の火災で、厚生労働省職員が現場を視察後記者会見し、無届け有料老人ホームについて「民間による高齢者支援は推進したい。改めて都道府県に実態把握してほしい」と述べ、規制強化などには慎重な姿勢を示したと言う。

高齢化により介護なしには生活できない高齢者が増える中で、施設や病院からお年寄りを閉め出してきた福祉行政の行き詰まりが今回の事件を引き起こしたと言えるのではないか。だからこそ、行政は規制できず、危険でも民間に頼らざるをえないのではないか。とんでもないことである。果たして、これが福祉国家のなすことであろうか。小泉構造改革の負の遺産がここにも現れたと言える。

2009-3-22-1 コメント

硬直化した自民党宮崎県議団、議員定数議案をごり押し!

本日で2月議会が閉会した。そして、2年越しの検討課題であった県議会議員定数削減について、自民党が独占している一人区を3つ増やして8選挙区とする条例改正案の可決を強行した。
これまでの議員定数・選挙区委員会では、定数を45名から39名に削減することでは全委員が合意していたが、死票が多い一人区を合区により可能な限り少なくし5選挙区とすべきとする社民党・愛みやざき・民主党・公明党案と8選挙区を一人区にすべきとする自民党案が対立していた。

社民党などは当初案を譲歩し1人区を増やした上に、更に有識者や各界代表などの県民を対象にして意見を聞くべきとしたが、「議会のことは議会で決めるべき」「党内議論を尽くした」として、自民党は考慮さえもしなかったのは、独断であり党利党略ではないか。そして、党内での議論も不十分であることが露呈した。
しかも自民案に反対する削減区の自民党議員の声を党議決定の元に封殺しようとする態度は、党内民主主義さえも放棄したものと言わざるを得ない。

何故、3名の議員が自民党県議団を離れて新たに会派を結成したのであろうか。そこには、自民党にあらずんば議員にあらずという思想はないのであろうか。中央の迷走が、地方に及んだのであろうか。議員一人一人が持つ懐の深さがそこには感じられないのである。残念の一言に尽きる。

2009-3-18-1 コメント

海賊対策に名を借りた自衛隊の海外派遣に抗議する

今日は、社民党県連合の引っ越しであった。これまで20年以上事務局を置いてきた労働福祉会館が3月末で取り壊されるため、やむを得ず近くの第3宇田ビルに新事務所をお借りして業務を行うこととなったためである。
明日、電話やパソコンの接続を終え本格的に業務を開始することとなった。これまで、衆議院選挙や高校への30%推薦制導入反対、宮崎空港拡張反対闘争などの政治闘争や県民運動の拠点であったことを思うと寂しい気もするが、新しい気持ちで暮らしと平和を守る運動を取り組みたい。
ところで、ソマリア沖・アデン湾における海賊対策として自衛隊法82条に基づく海上警備行動として、護衛官2隻と海上自衛隊員が海外派遣された。
海上警備行動は、わが国への領海侵犯に対処することを目的としたもので、今回のような派遣を法は想定していない。法律の拡大解釈により自衛艦を遠洋に派遣し既成事実を積み上げることは認められないし、国会にも諮らずに決定したことは、文民統制の観点からも問題である。

海賊対策は、警察活動であり日本の海上安全と秩序を守る責任は第一義的に海上保安庁ではないか。今回の自衛隊派遣には、隙あらば自衛隊海外派遣の道を広げようとする意図を感じざるをえない。国家の最高法規への対応は、当該国家が民主国家であるかを占うバロメーターであると言える。歴史の教訓に学ぶならば、憲法をもっと大事に取り扱うべきではないか。

2009-3-15-1 コメント

どこかで聞いた漆間副長官の「記憶にございません」

今日から新年度一般会計予算等の審議が始まった。一般会計予算総額は5625億3800万円、その内総務部は1364億5031万5千円、県民政策部は97億4622万3千円となっている。今日は総務部の審議であるが、県内9消防本部を1〜3消防本部とする消防広域化計画など検討すべき課題が多い。特に、この問題は慎重に対応すべきだ。エコクリーンの二の舞を繰り返してはならない。

ところで、前警察庁長官の漆間巌官房副長官のオフレコ発言が問題となっている。西松建設の違法献金事件が「自民党に波及しない」との見通しを示したとされる問題で、漆間氏は「一般論としていろんな説明をした。特定の政党の話が出た記憶はない」と釈明したが、「記憶にございません」の発言は、ロッキード事件で有名になったことを思い出した。都合が悪いことは「記憶にございません」で済まそうとする官房副長官の発言には、納得がいかない。一連の経緯をみると、麻生総理は不適切発言をした漆間官房副長官を罷免すべきではないか。

2009-3-10-1 コメント

求められる丁々発止の論戦! 代表・一般質問終了に思う

4日に代表質問・一般質問が終わり、今日から委員会の審査が始まった。代表質問は、自民党2名、社民党・愛みやざき・民主党・公明党各1名の計6名が、一般質問は、自民党8名(所属議員27名)・社民党2名(同5名)・愛みやざき1名(同4名)・民主党1名(同3名)公明党1名(同3名)無所属の会1名(同1名)の計14名が登壇し、執行部と真剣な論戦を展開した。

2年前、東国原知事に触発され、議会改革として一括質問からわかりやすい丁々発止の論戦を行うとして一問一答を導入した。質問者席を議場の最前列に設置したのは、その象徴でもある。
今議会を振り返ってみると、一問一答を採用した議員は代表質問では5名、一般質問では12名、一括質問は代表質問では1名、一般質問では2名となった。質問者席を使用した議員は代表質問では3名、自席からが3名となり、一般質問では質問者席使用が8名、自席からが6名であった。
かなり一問一答方式と質問者席使用が増えており、各議員の意欲を感じられ他県と比べても遜色はないのではないか。

ただ、再質問・再々質問に知事以下各部長の答弁がスムーズに出てくるのは何故だろうか。また、最近は知事の答弁原稿棒読みが目立っており、当初の意欲が感じられないのは何故であろうか。いずれにせよ、県民がわかりやすい議会となるように相互の努力が求められる。

2009-3-5-1 コメント

なぜ今なのか? 小沢代表は丁寧な説明を!

準大手ゼネコン「西松建設」から違法な企業献金を受け取っていたとして、東京地検特捜部は、小沢一郎民主党代表の公設第1秘書ら3人を政治資金規正法違反の疑いで逮捕した。
 逮捕容疑は、会計責任者が西松建設から受け取った計2100万円の献金を、政治資金収支報告書には同社OBが設立した二つの政治団体からの献金だったと虚偽の記載をしたとの理由である。

 報道は、「政治資金規正法は2000年以降、政治家の資金管理団体への企業献金を禁止。他の名義を使った献金も禁じている。これらの規定が適用され、刑事事件に発展したのは異例だ」としている。

 一報を聞いて大変驚いた。しかし、何故、総選挙前の今の時期なのであろうか。不信が先に立った。しかし、小沢代表には事実を国民の前に明らかにすることが求められる。政治家には政治資金の出入りを明確にすることが求められており、自戒したい。今後とも、事態の推移をを守りたい。

2009-3-4-1 コメント

麻生総理よ 矜持を捨てるな! 給付金迷走に思う

麻生太郎首相が、自民党役員会で定額給付金を受け取る考えを表明した。12,000円を受け取るのは「さもしい」、「矜持の問題」として受領しないことを表明していたが、当初の方針を転換し景気刺激のため給付金を活用し積極的に消費すべきとして受け取ることにしたと言う。

定額給付金については、各種調査で明らかなように、7〜8割の国民が望んでいない。しかも、財源的に3年後の消費税増税とセットであり、バラマキにもならないのではないか。

「家計緊急支援対策費」といいながら、税金で支援すべき必要のない高額所得者や資産家も対象になっているのは何故か。郵送料・振込料など事務費に825億円もかけるという究極の愚策ではないか。

2兆円をまとまったお金として、学校の耐震化や介護の充実、雇用対策などに集中投下すべきではないだろうか。正当性のない麻生自・公政権の迷走となってあらわれている。当初の方針を二転三転した様はいかにも見苦しいしさもしいではないか。麻生総理よ、矜持を持てと言いたい。

2009-3-3-1 コメント

総選挙後の連立政権では、社民党は閣外で協力すべし!

2月末に社民党の全国代表者会議で上京した。最近はようやく地下鉄にも慣れ、有楽町線で社文会館近くの永田町駅で降り憲政記念館前にさしかかったとき、前方からラフなスタイルで14〜15人程度であろうか、集団が近寄ってきた。散歩をしているようで、真ん中の小柄な男はフードをかぶっていた。よく見るとその男は麻生総理ではないか。びっくりしたが、それ以上に思い詰めた様子が通りすぎる私の心に強く残った。

最近、総選挙後の連立政権のあり方について新聞報道や週刊誌での記事を見かける。北海道大学の山口次郎氏は週間金曜日のコラムで、「社民党には連立政権への参加をためらう声もある。自民党政権は倒したいが、連立政権に参加して責任をかぶるのはいやだというのは問題だ」と言うのである。

しかし、彼我の政治状況の中では、連立政権参加を云々する状況にはとてもないのではないか。今は社民党の主体的力をつけることが先決である。国会議員は勿論であるが、県・市町村議員をどれだけ増やすか。そのためにも日常活動を精力的に行い、県民の暮らしをどう守っていくのかが課題であろう。

現在の自・公連立政権下では、公明党はもはや福祉・平和の党ではなく自民党の補完勢力と化していることをみれば明らかで、党の存在価値さえも見失っていると言えるのではないか。

連立政権に参加するとするならば、せいぜい閣外協力が精一杯であろう。今は、当面する総選挙で松村秀利幹事長の当選に向けて全力をあげようではないか。
これまでの社民党の足跡
1993年7月:日本社会党・日本新党・新党さきがけ・新生党・公明党・民社党・社会民主連合・民主改革連合(参院会派)の7党1会派による細川連立政権に参加。

1994年6月、羽田内閣後、自由民主党(河野洋平総裁)、日本社会党(村山富市委員長)、新党さきがけ(竹村正義代表)の自・社・さ連立政権参加し村山政権発足。党内議論が不十分なまま、自衛隊を合憲に梶を切る。

1996年1月 社民党に党名変更
     3月 第一回社民党大会

社民党は一旦、民主党への丸ごと参加を決定したが、鳩山由紀夫氏の「排除の論理」に反発して、すぐに撤回。現職の幹事長佐藤観樹氏を含め約半数の党所属国会議員が「個々人の決断」のもと社民党を去り、民主党結成に参加した。
その後、多くの労組が民主党支持へ梶を切り厳しい党運営が続く中で、必死の活動が全国で展開されている。

2009-3-2-1 コメント

清武町の住民投票に思う。 市町村合併!

宮崎市との合併の是非を問う清武町の住民投票が22日行われた。その結果、宮崎市との合併に賛成する人が反対する人をやや上回り、宮崎市との合併が事実上決まった。
投票率は59・50%と町民の関心の高さが伺われ、自治体としての民主主義が機能していることを実感した。賛成が6610票、反対が6217票で賛成が393票上回った。前・元町長派と思われるような様々な動きがあったが、鐙町長の否決されれば辞職するとの表明が結果を分けたようであった。今後の大きな課題で、この高投票率は大宮崎市で果たして維持できるであろうか。

県内における平成の大合併は、町の姿を変え県の形を変えることになる。経済的な視点で始まった国主導の市町村合併が、事実上検証されないまま進んでいくことに危惧を覚えるのは私だけであろうか。地方が自分の頭で考え行動することが求められている。

2009-3-1-1 コメント
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