とりがい謙二の日記

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定額給付金で迷走する麻生政権と言い繕う東国原県政?

国民に大不評の定額給付金でまたもや麻生首相が迷走を始めた。首相はこれまで「1億円も収入のある方はもらわないのが普通で、人間の矜持の問題」と述べていたが、「高額所得者も受領して消費振興と内需拡大を図るべきだ」とする河村官房長官などと歩調を合わせだした。麻生首相自身は、人間の矜持と啖呵を切ったてまえなのか、「私自身はその時になって判断したい」と述べて受け取る可能性を示唆したという。

総裁就任直後の月刊誌で「総選挙に勝負をかける」としていた方針をいとも簡単に変えた人であるから、これくらいは方針転換にあたらないと言うことなのであろうか。

政治家の発言は重く、とりわけ日本のリーダーとしての首相の発言は国民全体に責任を持ち諸外国との関係においても重要なのだということを自覚していただきたいものである。しかし、この軽さはどうしたものか。

ところで、12月17日に閉会した11月議会で3つの県病院で今年1月1日から分娩料を5万円値上げするための条例改正案が議会最終日の本会議で賛成多数で可決された。ところが12月18日付けの朝日新聞に、「終了後の記者会見で、東国原知事は『経済情勢の悪化や周知不足などを踏まえ、実施時期の見直しを検討する』との考えを明らかした」と報道があり、驚いて議案をひっくり返しみた。

平成20年11月定例県議会提出議案の第5号「宮崎県立病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」があり、確かに提出者は「宮崎県知事東国原英夫」となっている。その後、12月23日付け新聞に「実施時期の見直しを県病院局と協議していた東国原知事は22日、『十分な議会の審議を経ており今回は厳しい』と述べ予定通り来月から値上げする意向を示した」とあった。

これは、麻生首相の迷走や発言のブレ以上に大きな問題を孕んでいるのである。自らの提出議案を、しかも可決後に変更しようとする対応は責任放棄だからである。議員は、提出された議案に対して県民の意見を聞き調査をして議員自身の責任において賛成したのである。知事は、議案をどう考えているのであろうか。これでは責任者として失格と言わざるを得ない。

国であれ、自治体であれ、リーダーは見識と責任をもって事に当たってもらいたいものである。

2009-1-7-1
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