とりがい謙二の日記

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果たして効果はあったのか 裏切られたサミット。

 サミットが閉幕した。福田首相の記者会見の模様がテレビで放映されている。福田首相は「昼夜を分かたず、時には激論を交わし目標を確認するなど大きな成果があった」と自画自賛している。

 昨日のG8による「温室効果ガスを2050年に排出量を半減する」という長期目標とヴィジョンについても「国連気候変動枠組み条約全締約国と共有すること」が前提であった。

 そして中国やインドも参加する今日の主要排出国会議となったが、G8と中国やインドなどの新興国は、温室効果ガスの削減目標で合意できず、先進国と新興国の間の溝が容易に解決できないことを示す結果となった。

 良く会う駐車場のガードマン氏は「最高の料理や飲み物を味わいながら、食糧危機を議論する人たちの神経がわからない。もっと真剣にやって欲しい」と話していたが、これが普通の人の当たり前の気持ちであろう。

 報道によると、今日のMEM首脳会合では、G8と過去に大量のガスを排出してきた先進国の責任を追及する途上国との溝は埋まらず、G8が8日に途上国に投げかけた「長期目標共有」に答えを出すことが出来なかった。会議ではG8以外でG8首脳宣言を支持したのは韓国・オーストラリア・インドネシアの3カ国のみであったという。

 本当に議論すべきは、世界7月号で金子勝慶大教授とアンドリュー・デウィット立教大教授が指摘する「サブプライムローンや原油高騰、食料高騰を引き起こしている壊れた金融システムを再構築するため、証券取引等監視委員会などによる規制がない投資ビークルやファンドなどの投機マネーを規制すること」ではなかったのか。鳴り物入りで行われたサミットに裏切られた気持ちであり、サミットに変わるシステムが求められているといえる。

2008-7-9-1
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