とりがい謙二の日記

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対話と行動の積み重ねで拉致問題や関係正常化の道を探れ!

 北京で開かれていた6カ国協議主席代表会合が、北朝鮮(朝鮮民主主義共和国)の核施設の無能力化と、見返りの経済・エネルギー支援を10月までに完了することを盛り込んだ報道発表文(仝‐畋寮を確立し朝鮮半島の非核化を検証する。検証の具体的方法は非核化作業部会で決める。4道訛仂櫃漏防坡隼兇肇┘優襯ー支援を含む。ぃ隠扱酲までにエネルギー支援完了に努める。ィ隠扱酲までに核施設無能力化完了に努める。ε当な時期に6カ国外相会議を開く。)を採択して、終了した。

 報道は、北朝鮮が6月に提出した核計画の申告に対する検証計画は非核化作業部会で協議されることになり、開始時期が明記されないまま具体的方法は先送りされるなど計画策定の困難が予想され、検証着手が遅れる可能性もあると伝えている。

 米首席代表のヒル国務次官補は「検証開始時期はテロ支援国家指定解除が発効する8月11日前に始めこととなるのでいかなる障害もない」と楽観的見通しを示しているという。

 一方、日本の斎木ジア大洋州局長は「細部を詰め切れなかったのは残念で、検証が遅れるのではないか」と懸念を示している。又、日朝間で拉致問題は議論されなかったようである。

 このままでは「拉致問題の前進が全てに最優先する」という方針を掲げる日本だけが取り残されるのではないか。独自の外交を進められない日本政府の無策ぶりが苦悩となって現れている。

 ところで、加藤紘一衆議院議員が7月7日、BS11で放送された「西川のりおの言語道断」の中で発言した「拉致被害者を約束どおり一時帰国者として取り扱い北朝鮮に返すべきであった」との発言が拉致被害者の会が抗議するなど波紋を呼んでいる。

 加藤議員のホームページから
「西川:(2002年拉致被害者の帰国に際して)、官房長官だった福田さんは、「返そうと、これは約束だから」と、安倍さんは、官房副長官で「いや返さない」と、いうことを我々は明確に覚えてるわけですよ。ここで、二人考え方がちょって違うと。
加藤:違う。もっとも大きく違ってね。西川さん、そこが重大なポイントだと思います。私は、福田さんが正しいと思う。

西:返したほうがよかったわけですか。
加:当然です。国家と国家の約束ですから。あのときに・・・。

西:でも、国民の感情としては、もともと拉致されたものである、返すことという道理は・・っていうのがありますよ。わかりますよ。なにを返すんだと、なりましたよね。加藤さんは、返したほうがよかったと。
加:よかったと思いますよ。あのときに、ある新右翼の方が、毎日新聞にこう書いてました。
「民族主義派、右翼の私がこんなこと言ったら、明日から私の家の電話はなりつづけるであろう。ただ、言う。返しなさいと」。で、あんな北朝鮮みたいな国に、日本は政府と政府の約束さえ守らない国だといわれるのは片腹痛い。この理屈でしょ。で、あのときに、実は、これ返すってことを、みんなで、政府も約束して、それで日本に帰ってきて、いつ、じゃあ、こんど平壌に帰るんだろう、その時期を政府は何日と決めるんだろう、それをスクープ合戦してましたよね。メディアも。ところがある日、安倍さんを中心に、返すべきではないといったら、この推移も全部忘れちゃってですね、いますよね。私は、その辺がね、実はいま日朝の間で、打開できない理由だと思います。で、私はね、小泉さんが行ったから、金正日は謝ったわけですね。「親の代にやったことだが、あれはまずかった、ごめんなさい」と。あの国では、一種、天皇陛下みたいなポジションの人物ですよね。

西:そうですね。
加:それが、謝った。何人は亡くなった、何人は生きてるから一回お返しします、そこまでいったわけでしょ。だからあの小泉さんの行動がなければ、小泉さんによる北朝鮮との話し合いがなければ、あの拉致の話は一つも進んでいなかった。

西:それとね、加藤さん、そのときに帰ってきた3人(5人)、(略)返しておけば、曽我さん、地村さん、蓮池さんです。一旦返しておけば、こんな展開にはならなかった?
加:そのときに、また来てくださいと、

西:あれ、一時帰国でしたよね。
加:また来てくださいといったら、何度も何度も交流したと思いますよ。でも、多分ね、一回返すと、平壌は殺しちゃうんじゃないかと、

西:うん、そういう説、流れました。
加:そこが、外交感覚の差ですね。そんなことができるわけがない。

西:北朝鮮サイドは、要するに、日朝平壌宣言の中身、約束を破ったと、いうふうに言ってますよね。向こうは、このことに対して。
加:はい。だから、ちゃんと守ってれば、それから大きな展開になったと思います。

西:うん。
加:ですからね、拉致の話と、核の話、この両方を話し合いで同時に進めないといけない。と私は思うし、福田さんが最近言ってるのは、「その両方をやりましょう」といってまして、これは安倍さん時代から大きな転換ですよ。
西:加藤さんね、洞爺湖サミットで、(略)

(中略、コマーシャル等)
西川:国交正常化が、拉致家族が帰ってくることにつながると。
加藤:そうです。だって、小泉さんが、「本来ならば誰も行っちゃいけないよ、総理やめて、行かないで」というのに行ったでしょ。勇気のあることです。小泉さんのやった唯一いいことだと思うんだけど。それでガラガラッと変ってね、白状したり、何人か返したり、したわけでしょ。だからあのときに安倍さんがついていかなきゃよかったわけ。それであのまま小泉さんが路線進めていったら、多分もっと転換は早かったし、北朝鮮を巡る六者会談というのは、本当は、東京でやれたんですよ。東京でやって、日本の外務大臣やアジア局長が飛び回って、(略)やっていけば、もちろん原油も経済援助も日本からほしかったんだから、北朝鮮問題は、日本が仕切って解決した。

西:ということは、アメリカではなく、日本がかたずける問題だと。
加:日本がかたづけられた問題だった。日本がちゃんとやっていれば。

西:まず最初のスタートは、地村さん、蓮池さん、曽我さん、一時帰国だったにもかかわらず、このときに福田さんは返すと、安倍さんは帰る必要がないと、そのときに、返さないで日本に留めたためにこんなにも長引いてしまったと、
加:その通りです。だからもしその当時、福田さんの言うとおりやってたら、六者会談は日本で行われ、日本がアジアの一番困難な問題を解決し、世界の中のひとつの大問題の北朝鮮の核という問題も非核化し、おー、日本もやるじゃないかと、世界に思ってもらえたと思います。 」

 同議員は、その後次のように説明している『小泉首相(当時)の行った歴史的な会談がその後も大きく展開し、かつ拉致問題ももっと大きな進展を見せていたはずだという趣旨を述べたものです。その中で、「約束を守るべきだった」といいましたが、その真意は2つです。

拉致という犯罪を犯した北朝鮮から、「日本は約束を守らなかった」などといわれてはならない。日本人の誇りを大切にすべきである。
北朝鮮が拉致を認めて謝罪したあの時、北朝鮮はアメリカの攻撃を恐れていた。だからこそ、一気呵成に交渉を進めて、拉致問題の全面解決を図るべきだった。しかるに、北朝鮮に「日本は約束を破った」という不信感と口実を与え、その後の交渉が途絶える一因を作ったと考える。』

 日朝間の関係正常化を望まない勢力がどこかにいるのであろうか。今こそ、日朝宣言の精神に立ち返り真の日本の国民益を考えた外交が求められている。拉致問題を解決するためにも、対話とお互いの行動の積み重ねが求められる。対話と行動が相互不信を解消することに繋がり問題の解決となっていく。視野が狭く知識や経験も乏しい国会議員たる資格のない議員が日本の行く末を歪めている。そんな人があまりにも多いのではないか。

 

2008-7-13-1
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