とりがい謙二の日記

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秋葉原殺傷事件に思う雇用の安定化!

 東京秋葉原電気街の交差点で派遣会社員の男が通行人をトラックではねた後、ナイフで刺す無差別殺傷事件がおき、男性6人と女性1人が犠牲となった事件は、社会に大きな衝撃を与えている。

 男は調べに対し、携帯サイトへの書き込みを認めており、「人を殺すため秋葉原に来た。世の中が嫌になった。生活に疲れてやった。誰でもよかった」と述べ、携帯サイトの掲示板に犯行を予告する一方で、誰か止めてくれないかと実行までの経過を書き込んでいたという。ほかにけがをした10人のうち男性5人と女性2人が重傷であるという。

 犯人は、頭が良くて学生時代の成績は良かったが、卒業後は就職氷河期ということもあって契約社員や派遣社員という不安定な身分での就労であった。

 国税庁の直近の民間給与実態調査では、給与所得者 4,494万人の内、年収200万円以下が22,8%1、023万人にのぼっている。又、300万以下を加えると38,8%1、740万人となり、実に10人に4人が300万以下という低い収入である上に、これらの労働者は契約社員やパート職員、派遣社員である。

 今回の事件の犯人は派遣社員であり、いつ解雇されるか不安な気持ちで働いていたことは十分に想像できるのである。これまでも機会あるたびに訴えてきたが、安心して働き続けられる雇用の正規化を図って行くことが企業や政府、社会にも求められている。

 テレビに映し出される被害者の親の姿は悲しみを抑えているだけに直視できない。又、犯人の親の顔はぼかされていたが立ちつくす父親と泣き崩れる母親を見るとやりきれない気持ちになるのである。

 2度とこのような事件を繰り返さないために、我々が学ぶことはあまりにも多いと言える。

2008-6-12-1
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