とりがい謙二の日記

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道路特定財源問題で、議論放棄の自民党と民主党

 昨日2月県議会が開会したが、冒頭から道路特定財源問題で自民党と民主党が空中戦を展開し、自民党、愛みやざき、公明党共同提出の暫定税率維持を求める緊急決議案が賛成多数で可決した。社民党県議団は、全会一致に努力するとした議会ルールに反するうえ、県議会として知恵を絞るべきだとして退席した。

 道路特定財源問題は、昨年末に政府・自民公明党が道路整備中期計画を決定し暫定税率を維持したまま、59兆円を10年間にわたり投入するとしてから自民党と民主党の間で政権をかけた議論となっているが、その構図がそのまま宮崎県議会に持ち込まれたわけである。

 宮崎県議会は、これまで長年の議論の中で全会一致の原則を作り上げてきた。全会一致の原則とは、宮崎県の発展、県政浮揚を第一義として各会派が共通認識し、その実現のため中央の対立をそのまま県議会に持ち込まないように努力をしようというものである。

 自民党などは特定財源と暫定税率を維持したまま道路を整備すべきと主張し、一方民主党は一般財源化し暫定税率も廃止してガソリンを値下げすべきだと譲らないというのが一般的な構図である。

 中央の政局の構図をそのまま持ち込んだのが、県議会での民主党の議長不信任案の提出であり、自民党などの冒頭可決であったわけである。

 開会1週間前の議会運営委員会で自民党から冒頭可決の提案があってから、社民党は議会ルールが守られるよう努力して欲しいと民主党、愛みやざきに呼びかけて坂口議長に申し入れた。その際、公明党は趣旨には賛成だとしたが申し入れには加わらなかった。

 坂口議長が努力をしている最中に、民主党議員の議長不信任案提出の動きが表面化。自民党は態度を硬化させ愛みやざきと公明党を巻き込み、連名で決議案可決に突き進み、民主党は議長不信任案を提出否決されたわけである。

 自民党は時に良識を失い暴走しようとするが、社民党などの諸派は良識派議員呼びかけて議会ルールを定着させてきた。今回、諸派の側からその努力を放棄する動きがあったことは厳しく批判されなくてはならない。

 社民党の阿部政審会長は、昨日朝日新聞で「別々の特別会計になっている道路や港湾、空港、鉄道などを一本化し総合交通会計を創設。不要な計画を見直す期間として1〜年は総合交通会計で取り組み一般財源化に移行すればよい」と語っている。

 宮崎県議会もミニ国会では存在価値がない。もっと知恵を出すべきではないか。

2008-2-22-1
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