とりがい謙二の日記

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松形佑堯元県知事のご冥福を祈る

 元宮崎県知事の松形佑堯氏が亡くなった。同氏は、6期24年にわたり県政の舵取り役として、政争に明け暮れる宮崎県民を何とかまとめ宮崎空港の拡張や高速道路の整備、空港連絡鉄道など総合交通網を整備し、県立芸術劇場建設や国際音楽祭などソフト面やハード面など県政発展に尽力した功績は大きいと言える。
 
 バブルが崩壊しシーガイアが倒産する中で、シーガイアへの支援を主な内容とするリゾート振興基金基金のあり方については様々な議論が沸騰した。多くの批判がある中で、議会も徹夜で審議で賛成したが、今でもその判断は間違っていたとは思わない。

 本日の宮日新聞の社説にも故人の功罪が語られているが、その中で県債発行が膨張したと個人責任を指摘しているのはあたらないだろう。景気刺激策としての国による全自治体への地方単独事業の押しつけという背景もあるなかで頑張ってきたと思うからである。
 前日の同紙記事にあるように貯金である2006年度末の本県基金は562億2400万円と別格である東京都の4336億2200万円を除くと、島根県の600億6200万円に次ぐ2位となっている。ちなみに最下位は千葉県の0円である。
 そして、実質公債費比率は全国7位と上から7番目なのである。バブルの時代に予算も業務量も増えたが、職員の頑張りで乗り切ってきたから今日の宮崎県があると言える。勿論、全く責任がないと言うことにならないのは当然だ。 最大の弊害と言えば、やや長かったことと後継者を育てなかったことではないだろうか。安藤事件もその結果だと言える。

 ところで23日付の東国原知事のブログ「そのまんま日記」に、次のような記載があった。
「県庁職員から、レクに対する僕の反応が素っ気無いという意見があったらしい。言い訳かも知れないが、兎に角、疲れている。特に、人に対して。15分くらい休憩取れるな〜と思っていると「ちょっと、その間、レクをお願いします」と来る。またまた、どっと疲れる。そもそも、レクにフレキシブルなリアクションて必要? 僕としては、今後、出来るだけ対応に頑張るが、レクのリアクションには余り期待しないで欲しい(笑)。」

 この記事を見て、この方は知事職を勘違いしているのではないかと思った。とにかく上京やテレビ出演が多く、疲れるのも当然であろう。これまでにも指摘したように、もっと地元に腰を落ち着けて県民や職員の様々な思いや期待を受け止めて欲しい。
 先日、家畜保健衛生所で色々と話しを聞く機会があったが、この猛暑の中防護服をつけて鶏舎の点検指導を行い、冬場に向けて鳥インフルエンザ発生の予防活動を行っているとのことであった。多くの県民が知らないところでこのような地道な行政が展開されているのである。知事は果たして承知しているのだろうか。

 県行政の目的は、人が生まれて学び、働き、結婚して家庭をなし、死んでいくまでの中で、県民が安心して暮らせる郷土を築くことである。頑張っていることはわかるけども、多くの人の思いや期待に、是非心を砕いて貰いたいものである。松形知事の逝去の報に接し、県政の有り様に思い悩む今日この頃である。松形佑堯氏のご冥福を祈る。

2007-8-25-1
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