宮崎フラワーフェスタが始まった。こどものくにをメーン会場にして、今年は県内122会場で開かれるという。初日は雨というジンクスに打ち勝ち、こどものくに会場ではヴィオラやパンジー、ペチュニア等80種80万本の花々が咲き乱れている。県外を含め多くの観光客で賑わい、観光宮崎復権の再スタートとなって欲しいものである。
しかし残念ながら、観光産業の振興に大きな影響を与える県外観光客は、1996年をピークに124万人減少し450万人に、同じく観光消費額は305億円減少し563億円と大幅にダウンしているのが現状だ。
その影響は、たまゆら温泉祭など必死で頑張ってきた大淀川河畔の旅館やホテルが次々と廃業していることからも容易に見て取れる。まさに、力尽き矢が折れた言える。必死の努力を近くで見てきただけに経営努力が足りないと言う言葉だけで片づけることはできない。
廃業の原因は、その努力を怠ってきた行政にもあるのではないか。例えば、廃墟と化した宮崎市青島の橘ホテルは放置されたままである。手を銜えて見ていることはもはや許されない。県と宮崎市は撤去などの具体的行動に早急に着手すべきであると考えるがどうか。民間が所有しているからと言って放置することは許されない。
宮崎市の呼びかけに答えて花の街づくりに積極的に参加する市民が少なくないように、もっと県民の知恵や協力を得ながら観光宮崎の復権を図るべき時が来た。今年のフラワーフェスタを契機として。
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