とりがい謙二の活動報告

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特別委員会で日本最大のペレット工場フォレストエナジー門川を見学

 竣工間近の株式会社フォレストエナジー門川を訪問しました。近くの門川町福祉会館で清本専務や中原取締役からお話を伺った後、竣工間近の工場を見学しました。
 同社は、三菱商事の事業投資先であり「フォレストエナジー日田」に続く2番目のバイオペレットの製造・販売会社で製造能力は2万5千トン/年 と日本最大規模で8月5日に竣工予定です。

フォレストエナジー門川が使用する原料は、利用方法が限られる杉や檜の樹皮(バーク)や間伐材等であり、石炭ボイラーでCO2 排出量削減のために石炭と混焼される再生可能燃料として利用される他、重油価格高騰に悩む農業用ハウスの加温用燃料等としても販売される計画です。
 同社のバイオペレット製造設備は、三菱商事、清本鐵工、東亜技研工業が共同開発した新型の破砕システムと乾燥システムが導入されています。 従来では利用が困難であった水分率が50%を超える杉の樹皮(バーク)のような原料も有価物として購入した上で、重油価格と比べ競争力ある価格でバイオペレットを提供できることが特徴となっています。

 この工場の稼動によって、宮崎県北部地域で活用されずに破棄・放置されていた森林バイオマス資源がCO2 排出量削減が可能なクリーン燃料として生まれ変わることになります。 今後は宮崎県、門川町、木材関係者との協議を進め、木材伐採時の残材や除間伐材の利用を進めることを計画しており、地域の森林整備が進むことが期待されています。
資本金は5、000万円、出資構成は三菱商事60%、清本鐵工40%で生産規模は15,000トン/年 (最大 25,000 トン/年)、従業員12名の予定です。地域バイオマス利活用交付金事業で事業費659,295千円(内交付金313,950千円)。


 バイオペレットは、粉砕・乾燥させたバイオマス原料を6-8mm の直径と20-30mm の長さの円柱状に圧縮・成型した固形燃料で、固形バイオ燃料の中で最もエネルギー密度が高くハンドリング性に優れ手にとっても炭のように黒く汚れることはありません。バイオペレットのボイラーは重油ボイラーと同等以上の経済性を有しており、農業・畜産業・公共施設で利用可能とのことです。石炭火力発電所などでは石炭にペレットを混合してCO2の発生量を抑制する方法が一般化しつつあり今後も大きな伸びが期待されているとのことでした。
 同社ホームページは、「先行して建設したフォレストエナジー日田と合わせて九州及び西日本エリアにおけるバイオペレットの安定供給体制を構築すると共に、国内外で同様なバイオペレット製造事業を立ち上げることで、全国規模でのバイオペレット供給体制を早期に整備し、CO2 排出量の削減と新たなバイオエネルギー産業の創出を狙っていきます」としています。

 当面、製材所等を2台の専用車で集荷することにしているが、今後は林地残材や街路樹の剪定くずなども利用したいと考えておりシステム作りが当面の課題となっています。進出予定の中国木材とは共存共栄の関係を築きたいとのことでした。(写真:木質ペレット)

2008-7-16-3
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環境・新エネルギー特別委員会の県北視察で消化ガス発電を見学

 延岡市妙田下水処理場を訪問し、汚泥処理工程で発生する消化ガスを利用した消化ガス発電の概要についてお聞きしました。
 汚泥処理工程で得られる消化ガスは、メタンを多量に含み成分が天然ガスと類似しており有効なエネルギー源として汚泥焼却炉の補助燃料としての活用が一般的ですが、消化ガスエンジンによる発電も全国で導入されているとのことです。
 1995年稼働以来年度平均で年間958,933kWh発電し、処理場電気使用量の26,8%を賄っています。維持費に年平均約500万円かかり、1999年度から年間約500万円の下記電力調整割引などして、稼働13年間の純利益は約9000万円、年間700万円となっています。消化ガスはカーボンニュートラルであり、発生する二酸化炭素は温室効果ガスとしてカウントされないなど循環型社会形成に向けての効果的な利用方法といえるようです。

 

2008-7-16-2
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環境・新エネルギー特別委員会の県北視察で鶏糞発電を調査

 環境・新エネルギー対策調査特別委員会の県北調査で、川南町のみやざきバイオマスリサイクル株式会社が経営する鶏糞焼却発電施設を視察しました。
  
 馬場敬之社長(九電)や工場長などから概要の説明を受けた後、工場を見学しました。畜産業における家畜排せつ物については,「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」により,その適正処理が急務となり、県内の養鶏農家とブロイラー会社ならびに西日本環境エネルギー蠅龍ζ噂仍颪里發硲横娃娃廓に「みやざきバイオマスリサイクル株式会社」を設立し,鶏ふん焼却とこれに伴って得られる焼却灰(肥料原料)の販売及び焼却排熱を利用した発電電力の販売を行っています。
 全国のブロイラー出荷羽数は6億2182万羽中、宮崎県は1億1100万羽17,9%を占めています。その内約60%13万2000トンの鶏糞を焼却し11,350kw(一般家庭17000世帯相当)を発電しています。

 工場はほとんどがコンピューターにより制御されており24時間稼働で、従業員は37名(九電出向20名、地元採用17名)今後地元雇用を増やしたいとのことでした。地元採用者は焼却後の灰の袋詰め等。事業費:約42億円(国庫12億円、県費1・5億)最大焼却能力(1日)440トン、鶏糞焼却量(年)132,000トン。なお、買電価格は企業秘密だが6〜11円とのことでした。

2008-7-16-1
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