とりがい謙二の活動報告

記事全文/コメント

自治労県本部組織集会で心を打たれる全国ユニオン鴨会長の提言

 主催者あいさつの後、宮崎県地方自治問題研究所の小沼新所長から「参議院選挙結果とこれからも自治労運動」の演題で、全国ユニオン鴨桃代会長から「格差の実態―正規・非正規の実態」の演題で講演がありました。

 特に、鴨会長の講演は大変深刻な内容であり、地方を直撃している大きな課題でもあります。講演概要を報告します。

 「格差の実態―正規・非正規の実態」講演概要。
 「非正規労働者の『非』に込められた意味を運動課題にしよう。今、どこの家庭にも非正規労働者が一人や二人はいる。両親から賃金格差などについて相談がある。ユニオンでは、少なくとも年収240万円を確保すべきとして時給1200円を要求する運動を進めている(1200円×2000時間=240万円)。

憲法25条健康で文化的な生活営むためにも、240万円を目安としているが、労働者自身が賃金が低すぎるという認識を持つべきだ。現実は、最低賃金を下回らなければ違法ではないという認識で、ダブルジョブで1日10時間、年3000時間働いているのが実態はないか。
 今回のパート労働法は、3条件前提で差別的取り扱いが禁止されている。〇纏内容・賃金が同じ。∀働時間が同じ。人材活用(異動)が同じの場合、政府は5%位労働者の均等処遇が前進するとしているが、実際は1%位ではないのか。
 休憩室、食堂、更衣室は正規と同じく準備すべきとなるが、何故かロッカーは除かれている。ある市では、慶弔休暇は市が労働者にあげるものという認識だ。又、有期契約の解消は解雇という法律がなく、闘いにくい。

 今、グッドウィルやフルキャストのスポット派遣労働者などのデータ管理費(200円)返還訴訟を行っている。グッドウィルは、組合員のみ返還すると言っているので、ネットで周知している。これらを通じて、ユニオンに加盟し派遣労働のあり方に目を向ける人が増えている。
 スポット派遣とは、派遣会社が携帯メールで案内し、翌日出ますと電話すると契約が開始され解散場所で終了する。日給は7000円程度で、実労働8時間、拘束時間12時間。良く駅で50人くらい集まっているのを見かける。

 偽装請負をしていたキャノンは、20000人の内2000人程度を正社員化すると言っているので見守りたい。そこで働く労働者は、高い技術を持ち世界に輸出するレンズづくりに誇りを持っている。安心して作りたいと思っているだけである。

 数字については、資料をよく見て貰いたい。1995年の日経連の提唱した「新時代の日本的経営」を止めさせなければならない。民間、自治体問わず正規化する運動を進めていきたい。

 総務省05年労働力調査
 正規職員       3374万人 67,4%
 非正規職員
パート・アルバイト 1120万人 22,4%
  派遣・嘱託・その他  513万人 10,2%

 95年日経連「新時代の日本的経営」
長期能力活用型  幹部職員  月給  一時金退職金有り 雇用期限なし
高度専門能力活用型 専門職   年俸  なし(有り)   年契約・有期
雇用柔軟型     パート派遣 時間給 なし       有期 

2007-8-17-1
名前 :
URL :
非公開コメント 削除記事No. : 削除用パスワード :
お問い合わせ・連絡先

とりがい後援会事務所地図
〒880-0834 宮崎市新別府町前浜1401-105  TEL・FAX : 0985-22-9770