審議経過を無視し、カジノ合法化請願を採択!    
   ― 分裂迷走する自民党採決を急ぐ ― 2月定例県議会閉会

                
 3月23日の2月定例県議会の最終日、自民党県議団の多数派は、19日の文教警察企業常任委員会で一旦否決された「カジノ合法化を求める請願」を社民党のなどの反対を押し切り逆転採択しました。 
 カジノ請願は、9月議会に観光関連団体等から出されていましたが、社民党県議団の「青少年への悪影響、カジノ中毒による家庭の崩壊等のマイナス面や観光面におけるプラス面等」の調査を徹底して行い結論を出すべきとの主張が議会の大勢となり、継続審議となっていました。

 ところが、今議会も「継続審議」との大方の予想に反して委員会での採決、そして逆転採択となりました。これは夏の参議員選挙の公認問題もからみ自民党内の意見がまとまらず党議拘束でなかったためですが、それでも、当初の予想では委員会決定どおり合法化請願は否決されるものと見られていました。議論不足の中での今回の決定に対して、カジノ問題やシーガイア再建を党利・党略、派利・派略によりもてあそび翻弄するものだとして軽挙盲動を繰返す自民党への驚きと怒りの声が上がっています。

 請願の採択により、自然を生かした本県観光への悪影響が懸念されます。しかし、国会でのカジノ合法化の手続き等を考えると実現までには少なくとも5年以上の時間と、又合法化されたとしても本県だけに許可されるとは限らないため今後の紆余曲折が予想されます。今後は、宮崎観光の再生に向けた、業界や県民の皆さんが地道な取組みを展開する事が求められていると言えます。